Raspberry Pi3 Wifiの設定とVNC接続

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はじめに

シリアルコンソールでPCに接続しているラズパイをvncで接続できるように設定します。vnc接続を行うとPCからラズパイを遠隔操作することが可能となります。以下2つの手順で説明をしていきます。

 

1.wifi設定

2.vnc接続

1.wifi設定

シリアルコンソールでPCとラズパイを接続します。シリアル変換モジュールを使用してPCと接続する方法についてはこちらを参照下さい。

ラズパイを接続したらwpa_supplicant.confファイルを開いてSSIDとwifiのパスワードを設定します。

nanoエディタで開く場合

sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

viエディタで開く場合

sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

 

デフォルトでcountry=GBになっていますが、sudo raspi-configから「4 Localisation Opstions」→「I4 Change Wi-fi Country」でjapanを選択しておけばcountgry=JPと自動に書き換えられます。country=GBのままでもwifiアクセスは一応できました。不都合があるといけないのでJPに変更しておいたほうがよいです。直接書き換えても問題ありません。

wifiの設定はこのwpa_supplicant.confファイルに以下の内容を記述します。(update_config=1の下に記述)

network={
ssid=”上で調べたSSID”
psk=”WiFiのパスワード”
}

 

2. VNC接続

VNCサーバーをラズパイにインストールします。

sudo apt-get install tightvncserver

インストールが完了したらVNCを起動します。初回起動時はvnc接続時に使用するパスワードの設定が必要です。

任意のパスワードを設定します。

tightvncserver

 

WindowsPCにVNCをインストールします。今回はUltraVNCを使用します。

ダウンロードサイトからダウンロードします。左下の download ultravnc 1.2.1.5 をクリックします。

32bitOSであればX86、64bit版であればX64 のDOWNLOADをクリックします。

I accept the above listed conditions にチェックを入れてその下のDOWLOADボタンをクリックします。

ダウンロードが完了したらUltraVNC_1_2_15_X64_Setup.exeをダブルクリックしてインストールします。

インストール後にUltraVNCを起動し、VNC Serverにraspberrypi.local:5901を入力し、Connectを押します。

パスワードを聞いてくるのでラズパイのtightvncserver起動時に設定したパスワードを入力しLogOnします。

PCからラズパイにアクセスできました。

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